ドルフィードリーム
首関節交換

06年2月01日

シリコンチューブで強化した首の関節ですが、どうにも思わしくないので丸ごと作り替えました。

基本的な構造は27cmオビツボディ用と一緒なのですが、サイズが大きく、ボール部分が作れて加工機に入る材料を調達するのが大変でした。

それから途中の関節部分を堅めにすると割れたり組み立てられなくなったりしてちょうど良い寸法になるまで没パーツが大量にできました。
約1mの材料から4個しか採れなかったです。

このパーツはオークションに出すかもしれません。

交換するためには上半身のインナーパーツを分解する必要があります。

胸の外皮をドライヤーなどで暖めながら外したら、インナーパーツの隙間から矢印の部分にマイナスドライバーを差し込んで、腕付け根のパイプ状のパーツを外せば、背骨パーツが取り出せます。

(写真は首パーツ交換後に撮影しています。)

背骨パーツに嵌っているパイプをすべて外して、ネジを緩めると首パーツが外れるので、交換します。

分解したときと逆の順序で組み立てます。

実際には腕は胸の外皮をはめたあとで取り付けます。
ついでにL胸に変えました。

首関節のパーツ単独でヘッドが保持できます。

首の可動範囲も充分実用になります。

無理矢理に曲げようとしたり、ヘッドの脱着時に横にひねったりすると首パーツが割れる可能性が有るのでやさしく扱う必要があります。


2006/09/17追記
首関節Ver.2

12mmのアクリル丸棒が入手できなかったので
2体目のDDには10mmの丸棒と12mmのアクリルパイプの組み合わせで制作。
ボール部分の直径9mmのところに継ぎ目があります。

胴体側のボールジョイントのテンション確保がネジだけでは弱かったのでシリコンチューブを挟んでみました。


2006/11/29追記
首関節Ver.3

胴体側のアクリルパーツをうっかり折ってしまったので、アルミに材質変更。
ヘッド側のボールジョイント部には市販のメモクリップのパーツを使いました。

しっかりしていい感じなのですが、ヘッドを外すときにボールジョイントが抜けることがあります。
ヘッド側のボールジョイントが2段になったので思わぬ向きに曲がることがありますが、その分可動範囲も広がっています。


2007/06/04追記
首関節Ver4

ヘッド脱着時にボールジョイントが外れてもヘッド内へ首パーツが落ち込まないように、フランジを付けました。

このフランジの位置は、はじめは首の外装ぎりぎりの位置で作ったのですが、(左)
ヘッドの据わりが悪かったので3mm短く作り直しました。(右)

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