DE10その1
2001年3月
たぶん2000年5月くらいから制作中

1/87 12mmゲージでDE10を作っています。
使えるパーツ類もほとんどないのでモーターやギヤ以外はほとんど自作となっています。

約1年かかって下回りがほぼ出来上がりました。

駆動系はボンネット内にモーターをおいてベルトで床下に落とし、各軸に電車用MPギヤで伝えています。
車輪は旋盤で削りだし、燃料タンクなどを10mmの真鍮板から削ってウェイトにしています。
この駆動方式の肝となるベルトはミニ四駆のガイドローラーのパーツを使ってみました。

今回ちょっとこだわって実物のようにA−A−A−Bの軸配置にしてみました。
ほとんど音もしないスムーズな走りに感動です。

2軸側台車DT131は比較的あっさり作っています。
MPギヤのギヤボックスを真鍮のブロックにすぺーさーをかましてねじ止め、前後の車輪は独立して動きます。
スプリング等のパーツは床板に固定しています。

3軸台車DT132です、キサゲがまだ完了していません。
こちらは2回作り直しています。
最初は蛇行動が激しくて使い物にならず、舵取りリンク(中央軸上部の帯金パーツ)を追加しました。
そのあと走行時に車体が左右に傾くのでネジ止め部の遊びを減らしてイコライザーを組み込みました。

スプリング等のディテールはイコライザーの車体側支持部に取り付けて、台車とともに首を振るが上下には動かない構造としました。

下回りはこのあとブレーキシューや砂箱といった面倒なパーツが残っていますが、今は気分転換に上回りを制作中です。
こちらは当初ペーパーかプラで作るつもりでしたが行きつけの模型店で下回りを見せたところ、この際だから全部真鍮で・・・という暖かい声援を受けて真鍮板と格闘中です。

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