広電3950

05年7月

広電3950のキットを作りました。

左は前面のロスト原型
30mmの真鍮丸棒から削りだしています。

下は動力の手作り試作パワートラックからギヤと車軸をとってきました。

上右は台車枕バネ部のロスト原型。

左は前面ガラスのヒートプレス用の型で、ヒートプレスしたものが下です。
窓ガラスのほかにヘッドライト等のレンズも成形していますがエッジが甘いので組み付けが大変です。

最初、屋上機器は軽量化のためエッチングパーツを組み立てる予定でした(上左)

なかなか組み立てにくかったのでホワイトメタルに変更、上右がSIVの原型、左がクーラーの原型、下右はフューズ箱と避雷器

クーラーはホワイトメタルの本体にエッチングのメッシュをはめるようになっています。

量産設計の台車です。

上左はエッチングの台車枠を組み立てているところ。

右が動力台車、下が付随台車
台車枠は2点支持で線路の凹凸に追従するようになっています。
付随台車の車輪はキットではギヤ無しになりました。

この段階で各エッチングパーツはぴったりと合うようになっていたのですが、量産に入ったらサイドエッチングが少なくなってはめ込みが硬くなってしまいました。

集電シューは0.1gfの力で1mm撓むように設計したところ、長さ23mm必要になり、写真のような変な形になりました。

組あがった動力部
急カーブや勾配で空転するのでNゲージのゴムタイヤをはめてみました。

塗装して仕上げたところです
ディテールと塗装は市内線に転属して側面反射板を撤去された、2003年〜2004年の状態で作りました。
実車は2005年の全検で屋上機器のグレー塗装化、パンタグラフはステンレス無塗装になっています。


錦林オンラインショップにて販売中です。 藤原模型店に展示中です。